摂氏千度、五万気圧 読んだ
おはようございます。waturaです。読書感想文です。ネタバレを含みます。
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2026年1冊目として、関元 聡著 摂氏千度、五万気圧を読みました。
深刻な高温化で人類がほぼ死に絶えて数百年――異星人が設置した密閉ドームで少数の生存者たちと暮らすエリー、高温の外界に適応した女系民族〈結晶の民〉の娘アサヒ、一族を失い人類の殲滅を決意するユズリ……過酷な環境を生き抜く者たちの罪と復讐の物語!
3人の視点がぐるぐる回って話が進んでいく小説です。
SFっぽいSFで面白かったです。
母から子へ、父から子へといった想いの流れがよかった。姉から妹へはかなり辛くなってしまったけども。
後半、話が盛り上がって夢が広がる!ってなっていくのかと思ったら、わりとさーっと流れていってしまって「え。。。」となった。
絶望ルートでもいいさ。でも、絶望ルートとしても物足りないなぁとなった。
あと、虐殺するか?普通に飼うでしょ。家畜にするでしょ?フォアグラみたいに効率求めて飼うでしょ?耐えられる体の遺伝子も見たいでしょ?切り刻んで何でダイヤが作られるかとか見るでしょ。
どういうバックグラウンドの人たちが虐殺なんて選ぶんだ?ってそこがめっちゃ疑問だった。
とまあ、疑問はあったりするけど、最大の謎は最大の謎のままでよかった。妙な理屈が出てきたり、再臨したりとかしたら、全くの別物になってしまうし。
ハヤカワsfコンテストの本は、ここはすべての夜明け前以来だけど、わりとささってくる楽しい読書となりました。